ほうきの存在意義

掃龍(ハクリュウ)

ほうきは古墳時代から存在していたと言われています。

当時は掃除道具というよりも、神事や儀式で邪気を祓い、悪いものを追い出すための道具として使われていました。

庶民の間でも菷神(ははきがみ・ほうきがみ)という神が宿るとされ、掃除の行為である「掃き出す」ということが出産と結びつき、産神(うぶがみ)が宿るとも言われていました。

古名である「羽掃き」「ははき」が「母木」に通じるところからともいわれています。

新品の菷で妊婦さんのお腹をなでることが安産につながるとも信じられていたそうです。

神聖な道具としての箒を、白龍に見立てて作りました。

長さ25cmほどの龍です。

神棚や仏壇のお掃除、水晶やスピリチュアルグッズのお手入れ、浄化したい場所などにお使いただければと思います。

私事ですが、ミヒャエル・エンデの「ネバーエンディングストーリー」という映画に出てくる白龍の「ファルコン」が大好きでした。

浄化したい人、龍好きな人、妊婦さんなどのお役に立てれば幸いです。